精神疾患について考察するブログ

自分が患っている精神疾患を中心に、それらの疾患や患者とどうやって向き合っていけば良いかを考察します

2018-01-01から1年間の記事一覧

理解されないうつ

今回はどちらかというとうつ病患者というより、その関係者の方をターゲットにしたブログとなります。少し昔の話ですが、7/9(月)にYahoo!Japanニュースで配信された記事を紹介します。 news.yahoo.co.jp 息子をうつで亡くした母が、労災を申請するも不認定…

ラミクタールで不眠?

筆者は1か月ほど前からラミクタールを飲み始めています。 セカンドオピニオンの結果も踏まえ、双極性障害II型が確定したというにも関わらず、処方される薬は適応障害とだけ言われていたときと変わらなかったため、自分で調べて「飲みたい」とお願いし、やっ…

「体調の波」ってどんな形?

うつのような気分障害では、よく体調や気分といった体調に「波がある」という表現をします。双極性障害はかつて躁うつ病と呼ばれていた通り、躁状態とうつ状態を繰り返す病気のため、特にこの「体調の波」に苦しむことになります。 ところで話は変わりますが…

「溜まっている」ではなく「取っておく」

抑うつ状態が強い時は、倦怠感、集中力の欠如、疲労感などの症状のため、やりたい事がやりたいタイミングでできないことが多くなります。そうすると、大抵のことは必然的に「やりたいタイミング」ではなく、体調が比較的安定している「やれるタイミング」で…

TMS療法について

筆者は適応障害、双極性障害、パーソナリティ障害を患ってから(実際のところ、パーソナリティ障害は健康な頃はその芽を持っている状態でしたが、適応障害と双極性障害が発症したことによって併発することになりました)、かれこれ6年前後経ちます。何十年も…

医者とカウンセラー

精神疾患を抱えてから、最初に通院した病院の先生が非常に信頼できる人で、ずっと通い続けている方って、一体どれくらいいらっしゃるのでしょうか?もしいらっしゃったとしたら、その方は幸運だと思います。 なぜかというと、いろいろな精神疾患関連の書籍、…

双極性障害ナレッジベースサイト「BIPOGRAPHY」について

6/26のブログおよび6/27のブログにて、双極性障害II型と確定診断されることの難しさと、双極性障害II型特有のつらさについて説明しました。 しかし、生活環境は人それぞれです。いつまで経っても確定診断を貰えないという方もいらっしゃると思います。また確…

うつとセロトニン

うつに限らず、抑うつ状態の患者の脳内ではセロトニンが不足しているといわれており、それが抑うつ状態を引き起こす大きな原因だと考えられています。抗うつ剤には選択式セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)など、セロトニンに作用する薬が多いのもそのため…

抑うつ状態とは何か

うつや双極性障害等の病気の種類に関わらず、抑うつ状態が長く続くのは本当に辛いものです。前回のブログで、「抑うつ状態」とはうつや双極性障害といった「病気」の「症状」の一つであるという説明をしました。 ところで、「抑うつ状態」とはどんな症状なの…

うつと食品添加物

筆者は双極性障害II型、パーソナリティ障害、適応障害と診断されていますが、うつ病ではありません。しかし上述した疾患の症状として「抑うつ状態」を感じることは多々あります(むしろ発病してからの大半の期間を「抑うつ状態」で過ごしています)。 うつと…

双極性障害II型の厄介な点

前回のブログでも触れた通り、双極性障害II型はI型と違って入院が必要ないからと言って甘く見ていいものではありません。 むしろI型と違って確定診断に時間がかかったり、あやふやになったりしがちなため、その間適切な治療が受けられずにどんどんと症状が悪…

双極性障害II型の診断の難しさについて

筆者はこのブログを執筆時点で、「適応障害」、「双極性障害II型」、「パーソナリティ障害」の3つの疾患を併発していると「はじめに」でも述べました。 筆者は現在、とある理由で2つの別々の精神科に通っています。1つは近所の精神科で、こちらが基本的に主…

はじめに

筆者は「適応障害」を発症してから約6年、実際に精神科に通院して「適応障害」と診断されてから約3年間、闘病しています。 その間、会社は病休したり、出社できても4時間半や6時間半などの時短勤務が限界という状態を繰り返していますが、症状は良くなるど…